免許の更新講習で聞いた事は本当だった。

自転車で転倒

自転車から落下した。歩くことは出来るが、立ったり座ったりなどの少しでも力を入れる動作がキツイ。1週間経って少し走る位は出来るようになったが未だ階段の上り下りは厳しい。

こんな転び方は初めてだ。バランス感覚は割といい方だと思っているので基本的に自転車で転ぶことはない。徒歩でもそうだ。

FujiのFeather CXにかれこれ7年乗っている。少しタイヤの太いロードバイクだ。普段使いでとても気に入っている。

割と色々な道を自転車で走るのが好きだ。時には道でない所も走りたいのは小学生の頃から変わらない。1日で琵琶湖一周したのもこの自転車と一緒だった。

転倒状況

事件が起きたのは家から自転車で5分くらいのスーパへ買い物に行った帰り道。スーパーの近くの道は歩行者が多いので、普段は極力を車道の白線より歩道側を走る様にしている。

買い物を終えて自転車に乗った。この日スーパー前の歩道には人が歩いていなかったので歩道を走る事にした。この歩道は通常なら自転車と自転車ならギリギリすれ違うことが出来るくらい狭い。

少し走ると左手のガードレール側が一部工事のため、バリケードが現場を囲う様に3つ置いてあった。その反対側には電柱と地面をつなぐ線(地支線)がある。なのでこの状況ではすれ違うことは不可能。

特に気にすることもなく通り過ぎようとした。気づくとバリケードの下にあるおもりが飛び出していてペダルに接触しひっくり返った。

背中から落ちて、大きめのショルダーバッグを持っていたが、見事に背中を守ってくれなかった。お尻と背中で受け身を取ってしまい、じゃあ手はどこにあったのかと言うとハンドルを握っていた。

傷はと言えば、かかとに2箇所出血はあったが、小さなもので助かった。サンダルでなければ血の出る傷はなかった。

ロードバイクでもちょっとそこまで行く程度ならサンダルで乗ってしまう事は時々ある。靴だったら踵の傷もなく、臀部の強打のみだったのだろう。

その時の手の行方

なんとか起き上がり思い出した事は、免許の更新時の講習だった。

話半分で聞いている事が多いと思われる免許講習の自転車の項目で、倒れる時に人はとっさに何かを掴もうとすると言っていた。自転車でこける時は特にハンドルを握るそうだ。

ビデオを観ながら「なるほど、その時は受け身を取るようにしよう」と思っていたが、実際は無理だった。

確かに自転車で転倒した時は手で頭を守ったりする事は意外と出来ない。事前に理解していてもどうしようもないので、もしものために自転車はリュックサックと靴、ヘルメットもつけて乗るようにした方が良さそうだ。とにかく早く治って欲しい。